空蝉

ウツセミ

ウツセミ

いよいよ、秋到来ですね。
というわけで(?)プラの新譜買いました。
肌に感じるひんやりした風や、窓を開けると入り込んでくる秋の空気のにおい以上に、タイトルチューンのうつせみという曲が、これでもか!!という程に秋を体感させてくれます。
プラは音で脳に四季の感覚を自覚させるのが、類稀に上手。


最近のプラ節はそのままに、新しい試みも見られて面白いアルバムだなあと思います。
RADWIMPSみたいな今っぽいつくりの曲から、ギターの音が90年台後半V系な音なんだけどレトロでお洒落な曲(斜陽という曲)から、あきらさんお得意の低音轟音ギターの曲から、THEプラ!というギターポップやアコースティックから、少し前の同期使いの曲まで、色々詰め込まれているのに、ふしぎと軸にブレがなくて寧ろ1つにまとまっている感さえあります。
デビュー10年(!)を超えてもマンネリや不安定を感じさせないこのバンドの実力を見せ付けられているような。
プラは本当にいいバンドだなあ。